以前から電験三種合格には計算問題を解く力が非常に重要というお話をしてきました。

いままで学習をしてきたことにより、問題を解くこと自体はかなり出来るようになってきたのではないでしょうか。

しかし、電験3種に合格するにはただ問題が解けるだけではいけません。

重要なのは、限られた時間で解答することなのです。特に理論科目はこの傾向が顕著に現れます。

理論科目が不合格になる人の中には、時間が足りず問題を解ききれないという人が多く居ます。

限られた時間で解答するには、効率良く問題を解くのが重要になるのです。必要な公式をしっかりと憶え(誘導している時間はありません)、簡単に解くこつ(3:4:5や直並列の考え方など)をしっかり身につけることが重要です。

そのこつの一つとして、文字式の解き方をお話しします。

よくやりがちな誤りとして、早い段階で文字に数値を代入してしまう事です。

あまり早い段階で代入してしまうと、計算が複雑になりミスをしやすく、また時間も余分にかかってしまいます。さらに、数値の丸め誤差により解答が導き出せないという恐れもあります。

特に、ルートやΠなどの無理数を代入してしまうと、非常に複雑になります。

文字式を解く秘訣は、可能な限り文字のまま式を簡略化し、最後に数値を代入することが重要です。

とはいっても、言われてすぐに出来るようになるものでもありません。繰り返し問題を解いて、慣れることが重要になります。

電験三種対策講習会

https://www.japan-ems.jp/curriculum/denken3/

講習のサンプル動画がyoutubeで見れます

https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ/videos