負荷電流と電圧降下の関係(1)
前回、負荷時タップ切り替え変圧器についてお話ししました。
変圧器二次側電圧の調整手法の一つとして、送り出し配電線の亘長が長い変電所では負荷電流の大きさによって送り出し電圧を調整する方法が取られることがあります。
たとえば、負荷電流が小さいときは6600Vで送り出し、負荷が大きくなると6750Vで送り出すといったような手法です。これは、負荷電流が大きくなると配電線での電圧降下が大きくなり、配電線末端では基準電圧から外れてしまう恐れがあるためです。
電験三種電力科目では、電圧降下に関する問題が非常によく出題されます。また、出題の方法も多岐にわたるため深く理解する必要があります。
次回は、送電線での電圧降下についてお話ししたいと思います。
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