負荷時タップ切り替え変圧器
今回は、負荷時タップ切り替え変圧器についてお話します。
変圧器は、通常タップというものがもうけられています。タップを変更することにより、ある程度の範囲で段階的に巻数比を変更し、二次電圧を調整することが出来ます。
多くの変圧器の場合、タップを変更する場合は変圧器を停止し、無負荷・無電圧の状態で変更する必要があります。
しかし、電力会社の変電所などの大容量かつ二次電圧をある程度一定に保つ必要がある変圧器では、負荷時タップ切り替え装置を設けて負荷電流が流れている状態でタップを変更する事が出来るようにしたものがあります。これを、負荷時タップ切り替え変圧器といいます。
方式はいろいろありますが、一つの方式としては二次電圧を取り込んで、電圧調整継電器から負荷時タップ切り替え装置に動作指令を発するというものがあります。
回路図などの詳しい内容までは求められませんが、知識として問われることもありますのでしっかりと憶えるようにしましょう。
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