電験三種の勉強は通信講座?コスパで選ぶならオンライン講座がおすすめ
電験三種の学習方法を、独学か通信講座かで迷われていませんか?つい二択になりがちですが、オンライン動画講座や講習会という方法もあります。
特にオンライン動画講座は通信講座よりも独学に近く、費用も安いため「独学は不安だけれどお金はかけたくない」という人におすすめです。
この記事では、次の内容を紹介します。
- 通信講座だけではない「電験三種の学習方法」
- 通信講座のメリット・デメリット
- オンライン動画講座のメリット・デメリット
コスパのよい電験三種の学習方法を探している人は、ぜひ参考にしてください。
目次
そもそも電験三種とは
電験三種とは、第三種電気主任技術者の略です。三種の上には一種と二種があり、扱える電圧範囲が異なります。
電気工事の監督や保守の仕事は、電気主任技術者の独占業務です。そのため就職や転職、キャリアアップに有利な資格として人気があります。
”三種”と聞くと簡単そうに感じますが、電験三種は合格率10%未満。簿記一級や社労士と同等の、難易度の高い資格です。
電験三種の学習方法を比較
学習方法は主に4つです。
費用 | 教材 | 学習計画 | サポート | |
講習会 | × | 配布 | ◯ | ◎ |
通信講座 | △ | 配布 | ◯ | ◯〜◎ |
オンライン講座 | ◯ | 購入 | △ | ◯ |
独学 | ◎ | 購入 | × | × |
毎日コツコツ勉強するとして、学習期間の目安はおよそ6〜12ヶ月。
(ただし、日本エネルギー管理センターの講習会は丸1日の講習を数日かけて行うため、この限りではありません)
それぞれの学習方法について詳しく紹介します。
講習会
「次の試験で絶対に受かりたい!」という人は、講習会がおすすめです。
例えば日本エネルギー管理センターの名物講習「地獄の特訓」は、科目合格率80%以上です。
講習会では、合格するための”試験テクニック”がきちんと学べます。
- 仕事の関係で合格しないと困る
- 休日に丸1日の講習を受けられる
上記にあてはまる人なら、費用はかかりますが講習会の受講が合格への近道です。
なお、日本エネルギー管理センターの「第三種電気主任技術者(電験三種)講習会」は下記の通りです。
- 電験三種入門(基礎力養成コース):各科目24,000円〜48,000円(税込)
- 電験三種中級(問題演習コース):各科目24,000円〜48,000円(税込)
- 電験三種直前セミナー(「地獄の特訓」コース):42,000円(税込)
※教育給付金制度の利用や割引あり
※オンライン参加あり(割引き料金になります)
※補修コースあり
通信講座
学習方法として人気の通信講座。電験三種の通信講座はいくつかあり、値段もサポート体制もさまざまです。
- 学習計画まですべて任せたい
- 時間をかけてじっくり勉強したい
- モチベーション維持に不安がある
- 費用がかかっても手厚いサポートが欲しい
上記に当てはまる人は通信講座がおすすめです。
通信講座の費用は4万円〜15万円超えまで幅があり、サポート体制も値段に比例して手厚くなります。
オンライン動画講座
「通信講座ほど手取り足取りのサポートは不要だが、独学は不安」という人にはオンライン講座がおすすめです。
- 再チャレンジなどで基礎知識があり、初級レベルの講義は不要
- 独学での合格に自信はないが、費用はかけたくない
- 自分で計画を立てて勉強できる
日本エネルギー管理センターのオンライン動画講座では、通学講座の内容が月額2,980円(税込)で見放題。さらにメールでの質問も月5回まで無料です。
オンライン動画講座なら、費用も通信講座より抑えられます。
独学
もとから電気系の専門性を持ち、長期的な勉強計画を立てられる一部の人は独学での勉強も可能です。
しかし、電験三種は数学の知識も必要なため、文系出身かつ電気の知識の薄い人に独学はおすすめできません。
「どれくらい難しいの?」と思った人は、オンライン動画講座のサンプル(YouTube)が参考になりますのでぜひ視聴してみてください。
関連記事:電験三種の勉強時間は1000時間?独学で頑張る方へ勉強方法も解説
人気は通信講座?メリットとデメリットを紹介
4つの学習方法のなかでは手軽な通信講座が人気です。
通信講座のメリットとデメリットを紹介します。
通信講座のメリット
通信講座のメリットは主に2つあります。
1. 教材からサポートまで一式揃っている
教材選びからすべて任せられる手軽さが通信講座の魅力です。
独学の場合、教材を自分で探し、勉強計画を立てなくてはなりません。
電験三種は試験範囲が広いため、カリキュラムまで組んでくれる通信講座は安心感があります。
2. サポートが手厚い
通信講座の多くは、手厚いサポートがついています。
通信講座の価値はサポートにあると言ってもよいでしょう。
電験三種の過去問を解いていると「解答をみても理解できない」「効率のよい解き方がわからない」といったことがよくあります。
そんなときに気兼ねなく質問できるのは、通信講座の大きなメリットです。
通信講座のデメリット
一方、通信講座のデメリットは次の3つです。
1. 費用が高い
最大のデメリットは費用です。
有名所で4科目受講する場合の費用目安を調べてみました。
S社 | 約17万円 |
SA社 | 約12万円 |
J社 | 約4万円 |
U社 | 約7万円 |
料金が高いほど、eラーニングや動画講義など内容が充実している傾向にあります。また、サポート体制も料金に比例して手厚くなります。
しかし「スマホで動画が見られる時代にDVDは必要か?」「市販のテキストと比べて内容が優れているか?」といった部分は、判断が分かれるところでしょう。
2. 教材一式の中身が事前にわかりにくい
どの通信講座にも無料の資料請求や試読はありますが、教材一式とサポート内容の質は、実際に受講しないとわかりません。
最初にまとまったお金を払わないと全容が把握できないのは、やや勇気がいるのではないでしょうか?
3. サポートは期間限定
電験三種は3年以内に4科目すべてに合格すればよい、科目別合格制度となっています。
しかし、通信講座のサポート期間を見ると、多くは1年。2年あるものでも、1年を過ぎるとサポート内容は薄くなります。
もし2年目で合格できないと、最後の1年は独学状態で勉強することになってしまいます。
コスパならオンライン動画講座!メリットとデメリットを紹介
独学に近い形で勉強できる方にとっては、オンライン動画講座のほうがコスパがよくなります。
オンライン動画講座のメリットとデメリットを紹介します。
オンライン動画講座のメリット
オンライン動画講座のメリットは下記4つです。
1. 月額制で講座が見放題
日本エネルギー管理センターのオンライン動画講座では、月額2,980円(税込)で講義動画が見放題です。
「DVDを用意して…」という手間がなく、スマホやPCですぐに勉強がはじめられます。
- 気に入らなかったら解約できる
- 1年分でも通信講座より安い26,800円(税込・年払い)
- 教科書は市販のもの別途購入
1年受講しても通信講座より安い価格です。
さらに必要な科目の教科書のみ購入すればよく、配布資料もダウンロードできます。
2. 初級~試験直前講義まで自分に合った講座が見られる
初級編から試験直前の実践的な講義まで、オンライン動画講座なら自分にあったレベルが選べます。
知識ゼロの状態から始める方はもちろんのこと、
- すでに他の通信講座を受講しているが物足りない
- 再チャレンジしたい
- 独学で進めてきた
上記のような人も、無駄なく必要な講義だけ受講できます。
受講できる講義は2019年、2020年度分をあわせて合計500時間以上です。もちろん2021年分の講義も順次公開予定なので、最新の試験情報も把握できますよ!
3. オンラインで相談も可能
日本エネルギー管理センターのオンライン動画講座では、メール相談が月5回まで無料です。
また、有料ですが少人数のオンライン相談会もあります。
通信講座のように高額なサポート費用が料金に組み込まれていないため、必要な人が追加料金を支払うフェアなサポート方式となっています。
さらに、継続して利用している限り途中でサポートが切れる心配もありません。
4. 入会前に多くのサンプル動画で中身を確認できる
日本エネルギー管理センターでは、講座のサンプル動画を多数用意しています(YouTubeで視聴)。
講座のレベルを確認・検討した上で受講を決められるので、お金を払ってから「思ってたのと違う」となることが避けられます。
オンライン動画講座のデメリット
通信講座の良いとこ取りができるオンライン動画講座ですが、デメリットもあります。
1. 「手厚いサポート」はない
通信講座は回数無制限で質問できますが、オンライン動画講座の場合はメールで5回/月までと無料での質問回数に上限があります。
また、ある程度スケジュールが決まっている通信講座と違い、どの講座をいつ視聴するか、勉強計画を自分で作らなければなりません。
通信講座の手厚いサポート体制を必要とする人には、オンライン動画講座は向かないでしょう。
逆にそこまでのサポートが不要な人には、安く受講できるのでおすすめです。
2. 学習へのモチベーションが保てる人向き
電験三種の勉強期間は6〜12ヶ月と長めです。
通信講座は費用が高額な分だけ「せっかく高いお金を払ったのだから」とモチベーションを保てる面がありますよね。
しかし、月払いのオンライン動画講座では、自分でやる気を出す必要があります。モチベーションを自力で維持できる人向きです。
まとめ
電験三種の勉強方法は次の4つです。
- 講習会(通学またはオンライン)
- 通信講座
- オンライン動画講座
- 独学
費用を抑えて勉強するなら通信講座となりがちですが、電験三種に関する多くの通信講座は安くありません。
そこで、自分を律して勉強できる人にはコスパに優れるオンライン動画講座がおすすめです。
日本エネルギー管理センターのオンライン動画講座なら6ヶ月、12ヶ月とまとめて契約することで更にお得になります。
- 4科目1ヶ月2,980円(税込)
- 6ヶ月間コース 4科目セット価格14,900円(税込)月額制の1か月分お得
- 12ヶ月間コース 4科目セット価格26,800円(税込)月額制の3か月分お得
無料視聴動画も多数ありますので、ぜひ検討してみてください。