電験3種の計算問題では、電源の内部抵抗に関する内容が出題されることがあります。理想的な電圧源では内部抵抗が0と考えますが、実際の電源(電池など)には内部抵抗が存在します。この内部抵抗と負荷の抵抗値が近い場合、影響が非常に大きくなります。たとえば、0.1Ωの内部抵抗を持つ電源から0.1Ωの負荷に電源を供給すると、負荷にかかる電圧は電圧源の電圧の1/2になってしまいます。
 もう一つの電源として、電流源があげられます。理想電流源は内部コンダクタンスが0[S]ですが、実際の電流源は微少ながら内部コンダクタンスが存在します。そのため、コンダクタンスの小さい負荷に電流を供給しようとすると電源のコンダクタンスにも分流してしまい、本来流そうとしている電流よりも小さくなってしまいます。
 様々なパターンの問題が出題される電験3種を攻略するためには、通常ではなじみのない考え方もしなくてはなりません。これらの問題になれるためにも、是非たくさんの問題を解くようにしてください。

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