前回、テブナンの定理を用いて解く問題の解説動画を掲載しました。

このテブナンの定理ですが、直並列回路で任意の箇所の電流を求める際に非常に有効です。
回路解析の基本にあるのはキルヒホッフの法則で、極端なことを言えば、キルヒホッフの法則を用いればほぼすべての回路を解析できます。
しかし、キルヒホッフの法則の場合、未知数と同じだけの方程式を立てる必要があり、場合によっては計算の手順が非常に多くなってしまいます。電験三種では、限られた時間で多くの問題を解く必要があり、効率的に問題を解くことが非常に重要になります。
このテクニックとして、テブナンの定理や重ね合わせの理、またミルマンの定理があります。
次回のブログで、ミルマンの定理を用いて解く手法を紹介したいと思います。

電験三種試験対策講習会
https://www.japan-ems.jp/curriculum/denken3/
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