【重要ポイント】撚線の圧着
第一種電気工事技能試験まで残り一週間を切りました。
試験直前ということで、試験において非常にやりがちかつ致命的なミスについてもう一度お話ししておきたいと思います。
何度もお話ししていることですが、リングスリーブの圧着についてです。
圧着する際、ダイスを一箇所でも誤ると不合格になってしまうというのは既に皆様意識されていると思います。
通常のVVFケーブルやIV線の圧着に関しては、皆様ほぼ心配ないかと思います。しかし、第一種電気工事士の場合はCVケーブル等の撚線を圧着することが多くあります。この撚線の圧着がとても曲者なのです。
撚線とVVF等の単芯では太さの表記が異なり、受験者の方は基本的に単芯に慣れてしまっているため撚線の圧着で間違いを起こしやすいのです。
ここで、絶対に抑えておいていただきたいポイントをお教えします。
まず、撚線の2平方ミリメートルは単芯の1.6mmと同等です。撚線の3.5平方ミリメートルは単芯の2.0mmと同等になります。
もう一つ、小のリングスリーブは8平方ミリメートルまで入れることができます。
以上のポイントを抑えれば、圧着時の勘違いをほぼ無くすことができると思います。
「回路は完璧なのに圧着で失敗した!」では非常に勿体ありません。是非そのようなミスをなくすため、お話ししたポイントをしっかりと抑えてください。
第1種電気工事士試験対策講習会
http://www.japan-ems.jp/curriculum/e-construction1.html
講習のサンプル動画がyoutubeで見れます
https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ/videos