技能試験までに学習すること
先日、第一種電気工事士技能試験対策講習会を実施いたしました。
多数の方に受講していただき、誠にありがとうございました。
筆記試験の場合、試験まで頑張って過去問を解く、暗記をするといった学習のイメージが付きやすいかと思います。
しかし、技能試験を受験する人にとって試験までどのように過ごしてよいかというのはなかなかイメージが付きにくいものかと思います。
講習を受講された方には講師からお話があったかと思いますが、技能試験に関しても作業以外に学習することというのは沢山あります。
まずは複線図の練習です。複線図を描くということは、結線のイメージ練習をしていることと同じです。複線図が迷わずかけるということは、実際に結線するときも迷わず行うことができます。言うまでもなく、その力は技能試験を受験するにあたって非常に重要な力となります。
また、通勤時間などの書くことが難しい環境のときは重大欠陥などのポイントをしっかりと学習しましょう。そうすれば、当日何に注意して作業すればよいかということを身に着けることができます。 ただ、一つだけ注意していただきたい点があります。それは、テキストの施工条件を丸暗記することはやめていただきたいのです。なぜなら、テキストの施工条件と当日の施工条件は若干異なると場合が非常に多いのです。ですので、テキストの施工条件通りだろうという先入観で作品と作ってしまうと取り返しのつかないミスをする恐れがあります。
以上のことを念頭に置いて、試験までの時間を有効に活用していただければと思います。
第1種電気工事士試験対策講習会
http://www.japan-ems.jp/curriculum/e-construction1.html
講習のサンプル動画がyoutubeで見れます
https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ/videos