誘導電動機の回転数は、次の式で求められます。
N=(120f/p)(1-s)[min-1]
変数としては、電源周波数f、極数p、滑りsの三点になります。誘導電動機は、回転子の構造により巻線形とかご形に分けられます。現在最も主流となっている速度制御方式は、電源周波数fをVVVFインバータで制御する方式です。このときに、併せてV/f一定制御という言葉も一緒に覚えましょう。
電験3種攻略のために最も重要なのは、巻線形誘導電動機の回転子巻線をスリップリングで外部に引き出すことによって行う、二次抵抗制御です。この二次抵抗制御は、滑りsが二次抵抗に比例するという特性を利用したものです。よく出題されるパターンとしては、起動時に最大トルクを得るために必要な二次抵抗を算出するというものがあります。なお、これを比例推移といい重要なキーワードでもありますので併せてチェックしましょう。
ちなみに、かご形誘導電動機ではこの二次抵抗制御は行う事が出来ない点についてもチェックしましょう。
なお、極数を切り替えることによっても速度制御可能ですがあまり行われません。

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