コンデンサに電圧が印加されると、W=1/2CV^2[J]のエネルギーが蓄えられます。この式と、Q=CVを組み合わせた式の変形を用いる問題がよく出題されます。
出題パターンとしては、直列に接続し電化を蓄えたコンデンサを並列にした場合のエネルギー差を求めさせる問題が出題されることがあります。
この問題は、前回お話しした直並列時の電荷についての知識も用いる必要があるため、非常に良い問題と言えます。

電験3種の計算問題は、このように公式をそのまま用いるのではなく応用が必要な問題がよく出題されます。
応用に対応できるかどうかが重要ですが、まず公式を覚えなくては絶対に対応できません。
公式自体かなりの量がありますが、しっかりと覚えた後に問題を数多く解き、応用の仕方に慣れるようにしましょう。

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