電験3種の計算問題では、電圧降下の問題がよく出題されます。

電圧降下と力率には、大きな関係があります。
電圧降下の簡略式として、単相二線式ではv=2I(Rcosθ+Xsinθ)があります。この式のcosθは、まさに力率を表しています。出題されるパターンとして、この電圧降下を小さくするための力率改善に関する問題が出題されることがあります。
この際も必ずといっていいほど電流がかくされていますので、改善前の電圧降下と力率から電流を求めるなどの手順が必要になります。

電圧降下以外では、力率改善と送電損失の関係を問う問題もあります。
ここで重要なのが、負荷の容量(kW)が変化しない場合、電流の大きさは力率の大きさに反比例するということです。この法則を理解していると、問題を解く際に非常にスムーズに解答することができます。

力率が変化するとどのような影響があるのか。これをしっかりと理解するようにしてください。

講習会を受講された方には講習録画の動画配信サービスを無料で実施しています!
皆さんの合格に向けて親切・丁寧・わかりやすい授業内容、質問がしやすい講習講師陣
電験三種、第一種・第二種電気工事士合格講習会の日本エネルギー管理センター
http://japan-ems.jp/
tell:03-6675-9988
電気工事士試験合格Twitter
https://twitter.com/#!/japanemsinfo
電験三種合格を目指すFacebookページ
http://goo.gl/sQrLX