第二種電気工事士筆記試験 過去問解説|平成14年度午後 問7
【問7】 600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平型(VVF)、3心、太さ2.0[mm]の許容電流[A]は。 ただし、周囲温度は30[℃]以下とする。 |
イ.22 ロ.24 ハ.27 ニ.35 |
解答:ロ
解説
電技解釈第146条からの問題です。
同条から、太さ2.0[mm]の600Vビニル絶縁電線(IV)の許容電流が35[A]、3本以下の電流減少係数が0.7であるので、35×0.7=24.5[A]となり、小数点以下切り捨てにより24[A]と求まります。
ただし、この電流減少係数は複数の絶縁電線を各種配管又は金属線ぴに収めて使用する場合に適用する係数であり、VVFケーブルの許容電流を求める際に使用するものではありません。実際に、メーカーの規格によってはもっと小さい値の許容電流としているものもあるので、若干不適切な問題といえます。
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