直流電動機の始動方法
電動機は、停止している状態で定格電圧を印加すると逆起電力がないため定格の数倍から十数倍の電流が流れます。容量が小さい電動機ではあまり問題にはなりませんが、大容量機では電源に悪影響を及ぼすなど大きな問題となります。そのため、電動機の始動電流を…
COLUMN
電動機は、停止している状態で定格電圧を印加すると逆起電力がないため定格の数倍から十数倍の電流が流れます。容量が小さい電動機ではあまり問題にはなりませんが、大容量機では電源に悪影響を及ぼすなど大きな問題となります。そのため、電動機の始動電流を…
同期電動機は、構造として直流電動機の界磁と誘導電動機の電機子を組み合わせた形となっています。その最大の特徴として、同期電動機は常に同期速度で回転するということです。つまり、同期電動機の回転数はN=120f/p [min-1]で表されます。よ…
誘導電動機の回転数は、次の式で求められます。N=(120f/p)(1-s)[min-1]変数としては、電源周波数f、極数p、滑りsの三点になります。誘導電動機は、回転子の構造により巻線形とかご形に分けられます。現在最も主流となっている速度制…
直流電動機の速度制御は、主に電源電圧を制御する方法と界磁を制御する方法の二通りがあります。まず、直流電動機の回転数の公式はN=(Vt-Iara)/kΦ [min-1]で表されます。ここで、kは電動機の構造で決まる定数となりraは電機子抵抗で…
電動機の速度制御は、機械科目において非常に重要な要素です。 電動機の速度制御とくくるとあまり広い要素とは感じませんが、実は出題するパターンとしてはかなり多くのものがあります。 まずは知識問題。 各制御法の名称と原理、特徴をおさえておく必要が…
電験3種だけに限らず、知識問題の対策にはキーワードを憶えることが非常に重要です。今回は、機械科目でよく出題されるVVVFインバータについてお話しします。 近年、電動機の制御として主流となっているVVVFインバータ制御。VVVFとは「可変電圧…
電験三種の勉強として重用なのは、やはり憶えることが重要となります。 理論科目は9割が計算問題ですが、計算問題を解くには公式を憶える必要があります。電力科目は逆に8割が知識です。知っているかどうか、それで解けるかどうかが決まります。機械は半分…
電験でよく出題される問題として、エネルギーを算出する問題があります。 その際に重要なのが、エネルギー(J)と電力(W)と電力量(Wh)の関係です。 もっとも基本として覚えておいてもらいたいのが、W=J/secの関係です。 つまり、1秒間に…
理論科目の計算問題で最も求める事が多いのが電流です。問題の中で未知数として隠されているのがたいていの場合電流となります。つまり、電流をスムーズに求められるようになれば問題をスムーズに解けるということになります。ここで、憶えておくと便利な法則…
電験3種の計算問題では、電圧降下の問題がよく出題されます。 電圧降下と力率には、大きな関係があります。電圧降下の簡略式として、単相二線式ではv=2I(Rcosθ+Xsinθ)があります。この式のcosθは、まさに力率を表しています。出題され…
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