不等率について
前回は負荷率と需要率についてお話しました。 今回は、これらに続く第三の要素である不等率についてお話しします。 不等率は、需要率などに比べて若干わかりにくい要素です。 不等率は、式で表すと (各負荷の最大需要電力の合計)/(負荷群の合成最大需…
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前回は負荷率と需要率についてお話しました。 今回は、これらに続く第三の要素である不等率についてお話しします。 不等率は、需要率などに比べて若干わかりにくい要素です。 不等率は、式で表すと (各負荷の最大需要電力の合計)/(負荷群の合成最大需…
前回お話した全日効率に関連するワードとして、「負荷率」「需要率」「不当率」があります。 まず負荷率とは、平均電力を最大電力で割ったものです。つまり、負荷率と最大電力がわかっていればその期間の平均電力を求めることが出来ます。特に、一日を通した…
前回の記事で、鉄損と銅損についてお話ししました。 今回は、それに関連して変圧器の全日効率についてお話しします。 全日効率とは、一日全体を通してみたときの効率です。 変圧器の効率は、負荷の大きさによって変化します。ここで重要な考え方として、前…
変圧器の損失は、大別すると「鉄損」と「銅損」に分けられます。鉄損は主に「渦電流損」と「ヒステリシス損」があります。鉄損は、変圧器が加圧されていると常に発生する損失のため「無負荷損」の一つでもあります。 銅損は、単純にいえば巻線の抵抗で熱…
近年の鉄道車両で導入が始まったのが、永久磁石形同期電動機(PMSM)です。制御は誘導電動機と同様にVVVFインバータを用いて行います。PMSMは、かご形誘導電動機と同様ブラシやスリップリングが必要なく、メンテナンス性に優れています。また、永…
身近な動力用電動機にはどのような種類が用いられているでしょうか。 まず、電動機と言えば多くの人がイメージする鉄道。鉄道では、制御方式に応じて様々な種類の電動機が用いられています。まず、昔から用いられているのが抵抗制御方式による直流直巻電動機…
誘導電動機は、回転する原理上必ず同期速度よりも遅く回転します。この差を滑りといい、誘導電動機の最大の特徴とも言えます。滑りをsとすると、誘導電動機の回転数Nは120f/p×(1-s)として求められます。つまり、電動機として回転している場合滑…
現在、鉄道を中心に用いられているVVVFインバータ制御があります。前回までお話した始動法と同様に、VVVFインバータ制御も回転数が低い場合に過大電流が流れる防ぐ手法がとられています。 VVVFインバータの特徴とも言えるこの手法が、「V/f…
今回も誘導電動機の始動法についてお話します。 始動補償器という単巻変圧器を用いた始動法があります。単巻変圧器により電動機に印加される電圧を下げることにより、始動電流を抑えることが出来ます。リアクトル始動にくらべて始動トルクが良好であるため…
誘導電動機の始動方法の考え方として、どのように電圧を下げるかで様々な方法があります。まず、低容量機でよく使用されるY-Δ始動があります。これは、始動時にはY結線として全電圧時の1/√3へ電圧を下げることにより、始動電流を1/3に抑えることが…
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