理論を学習する上で、最も基本かつ重要な法則がオームの法則です。

オームの法則は非常に単純で、I=V/R[A]が基本式です。

言葉で表せば、電流の大きさは電圧に比例し抵抗に反比例するということになります。

しかし、初めてこの話を聞く方はあまりピンと来ないと思います。なぜなら、電気は目に見えないものだからです。

電気をわかりやすく例えるならば、水に置き換えると良いと思います。

水で言えば、電流は流量ということになります。電圧は水圧に置き換えられ、抵抗は水を流すもの(たとえばホースなそ)の流しにくさということになります。

たとえば、同じホースであれば圧力をかければかけるほど勢いよく水が流れます。

そして、同じ圧力であればホースが太くなる、つまり流しにくさが小さくなれば水の流れる量も多くなります。

このことを意識すると、オームの法則も比較的理解しやすいかと思います。

次回は、キルヒホッフの法則について解説したいと思います。

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