電験三種では、送電線だけにとどまらず多くの電圧降下に関する問題が出題されます。

電圧降下の問題で最も注意するべき事は、条件が変わった後の電圧はどこが基準となっているかをしっかりと把握することです。

たとえば、送電線の電圧降下の問題では受電端の電圧を一定と考えるか送電端の電圧を一定と考えるかで大きく問題の解き方が変わります。

受電端の電圧が変化する場合、負荷の電力を一定とすると電圧に反比例して電流が変化します。

この変化を含めて算出する事が非常に複雑となります。

B問題では後者が出題されることがあります。送電端電圧が一定の条件でも戸惑うことのないよう、繰り返し問題を解いて対応できるようにしましょう。

電験三種対策講習会

http://japan-ems.jp/curriculum/denken3.html

講習のサンプル動画がyoutubeで見れます

https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ/videos