電気工事士実技試験において、電線の切り取り寸法や被覆をはぎ取る寸法など、様々な場面で長さを測る必要が出てきます。

実際、市販されている実技試験用工具セットには必ずメジャーが入っています。

しかし、実際の試験会場ではスペースが狭いなどの関係でメジャーが使いにくい状況が多々あります。また、寸法を測るためにわざわざメジャーを出すのは時間のロスとなります。実技試験は時間との勝負でもあるため、このロスが積み重なると致命的な損失となる恐れがあります。

では、どのようにすれば良いのでしょうか。

結論から言うと、使用する工具を活用して寸法を測るのが非常に効率的です。ナイフを使用するときはナイフ、ペンチを使用するときはペンチなど、次に使用する工具で寸法を測るのがポイントです。

あらかじめ、各工具に5、10、15cmのマークをつけておくとより正確に寸法を測ることができます。

また、近年登場した試験用のストリッパーにはあらかじめ10cmまでの寸法が記載されています。このストリッパーは、工具としても非常に便利なものですので是非購入すると良いでしょう。

電気工事士実技試験は電動工具以外は使用できますので、工具を活用して効率よく作業を行うこのも非常に重要なポイントです。

日本エネルギー管理センターの第一種電気工事士対策講習会

https://www.japan-ems.jp/curriculum/e-construction1/

講習のサンプル動画がyoutubeで見れます

https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ/videos