前回は電線の切り取り寸法についてでしたが、今回はできあがり寸法に関する注意点をお話しします。

 単線結線図に記入されている「できあがり寸法」は、各器具と器具の間の寸法を表しています。

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 図の寸法で言うと、ジョイントボックスの中心(試験の時はボックス自体は省略されますので、ケーブル同士接続された場所の中心となります)からランプレセプタクルの中心までが150mm(15cm)である必要があります。

 実は、端子台への差し込みが多いと寸法が狂いやすくなります。つまり、第一種電気工事士の場合は第二種電気工事士よりも寸法が狂いやすいという事になります。

 基本的には、寸法はプラスマイナス50%以上狂わなければ減点にはなりません。しかし、狂いやすい以上寸法を意識して作らないと、結果的に減点となる恐れがあります。 必ず、器具から器具の中心の寸法だということを意識して作業するようにしてください。

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