配線図の問題では、接地工事の種類を問う問題が出題されることがあります。ですので、機器の電圧別の接地工事の種類について復習しておきましょう。

(1)高圧または特別高圧機器の金属架台および金属ケース

   A種接地工事

(2)高圧または特別高圧電路と低圧電路の結合用変圧器の低圧側中性点(中性点なき場合は低圧側1端子)

   B種接地工事

(3)低圧機器の金属架台および金属ケース(300ボルト超え)

   C種接地工事

(4)低圧機器の金属架台および金属ケース(300ボルト以下)

   D種接地工事

間違えやすいのが、変圧器の接地についてです。一次側が高圧の変圧器は、金属ケースの接地はA種ですが低圧側中性点接地はB種接地工事になります。

もし問題で問われた場合は、変圧器のどの部分の接地工事なのかを十分確認してから解答するようにしましょう。

次回は、各種接地工事の内容について復習します。

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