鉄損と銅損
変圧器の損失は、大別すると「鉄損」と「銅損」に分けられます。鉄損は主に「渦電流損」と「ヒステリシス損」があります。鉄損は、変圧器が加圧されていると常に発生する損失のため「無負荷損」の一つでもあります。
銅損は、単純にいえば巻線の抵抗で熱として消費される損失です。巻線に電流が流れることによって発生する損失で「I^2×r」で算出されますので電流の二乗に比例します。
初めて鉄損と銅損を学んだ人は、どちらがどちらかで悩むことがあるかと思います。一つの憶え方として、鉄損は変圧器の「鉄芯」で発生する「損失」なので鉄損と憶えましょう。また、銅損は「銅線」で発生する「損失」なので銅損と憶えましょう。
もう一点憶えていただきたいのが、変圧器の最大効率です。結論から言うと、銅損と鉄損が等しいときが最大効率となります。
鉄損と銅損、非常に重要な要素ですの必ず憶えるようにしましょう。
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