電験三種の計算問題では、「変動率」に関する問題が出題されることがあります。
この「変動率」ですが、機器の特性を表す上で非常に重要な要素です。
変圧器では「電圧変動率」の要素が重要です。
電圧変動率の定義は、「無負荷から定格負荷になった際の電圧変動が、定格電圧の何%であるか」ということになります。
変圧器は、負荷が増加すると内部での電圧降下が大きくなり、一次電圧が一定にもかかわらず二次電圧が低下していきます。
変圧器の二次電圧は負荷と無関係に一定であることが理想ですが、実際には内部のインピーダンスにより絶対に電圧降下は発生してしまうため「電圧変動率」という指標が必要になります。当然、電圧変動率が小さい機器の方が安定度の高い優れた機器ということになります。
漠然と公式として憶えるのではなく、意味をちゃんと理解することにより問題の解答力が身につきます。
是非このことを念頭に置いて学習を進めてください。

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